【参考】
(1)マレーシア日本国際工科院(MJIIT)は,マハティール首相(当時)の提唱により1982年から開始された「東方政策」の集大成として,マレーシアに日本型の工学系教育を行う大学を設立する構想から出発。2001年にマレーシア政府から国際工科大学設置の提案を受け,日・マレーシア首脳会談にて構想を推進することで一致。初年度は学部生約60名及び大学院生約30名が入学。校舎は,マレーシア工科大学(UTM)国際キャンパス内に建設中であり,校舎完成まではUTM近隣の仮校舎で授業が行われる予定。
(2)日本側では,協力大学の他,外務省,文部科学省,経済産業省,日本商工会議所及び国際協力機構(JICA)から成るコンソーシアムを形成し,カリキュラムの策定や日本人教員派遣等で協力。現在のコンソーシアム参加大学は,次の23大学。
九州大学,慶應義塾大学,埼玉大学,芝浦工業大学,拓殖大学,東海大学,東京農工大学,長岡技術科学大学,名古屋工業大学,北陸先端科学技術大学院大学,明治大学,立命館大学,立命館アジア太平洋大学,大阪大学,山口大学,近畿大学,東京工科大学,東京電機大学,東京理科大学,岡山理科大学,九州工業大学,金沢大学,豊橋技術科学大学(順不同)