報道発表

ガイアナ共和国に対する無償資金協力「第二次東デメララ貯水池修復計画」

平成23年9月6日
  1. 本6日(火曜日)(現地時間同日),ガイアナ共和国の首都ジョージタウンにおいて,我が方 岩田達明 駐ガイアナ大使(トリニダード・トバゴにて兼轄)と先方キャロリン・ロドリゲス=バーケット外務・対外貿易・国際協力大臣(H.E Carolyn Rodrigues-Birkett, Minister of Foreign Affairs, Foreign Trade and International Cooperation of the Republic of Guyana)との間で,3億200万円を供与額とする環境・気候変動対策無償資金協力「第二次東デメララ貯水池修復計画」(The Project for the Rehabilitation of the East Demerara Water Conservancy Ⅱ)に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. ガイアナの首都ジョージタウン周辺における洪水防止及び貯水機能を持つ東デメララ貯水池(琵琶湖のおよそ3分の2の面積)は,2005年1月の記録的大雨により甚大な被害を受けています。こうした被害を踏まえ,我が国は平成22年度に第一次計画として堤防修復用機材の整備(供与限度額:2億8900万円)を実施しています。その後続となるこの計画では,同貯水池の排水及び給水設備を整備することにより,首都周辺低湿地の洪水被害を軽減するとともに,安定的な水供給を確保することが期待されます。
  3. ガイアナは,中南米諸国の低所得国の一つであり,基礎生活分野等に関する国連ミレニアム開発目標(MDGs)への取組,ハリケーン等の自然災害に対する防災・気候変動分野での取組など,様々な課題に直面しています。このため我が国は同国に対し,環境・防災及び貧困削減分野において協力を行っています。
  4. この協力は2009年12月に発表した,気候変動対策に関する我が国の2012年までの途上国支援の一環として実施するものです。我が国としては,すべての主要国による公平かつ実効性のある枠組みの構築と意欲的な目標の合意に向けた国際交渉の進展を目指して,ガイアナとも引き続き気候変動分野で連携を図っていく予定です。


Adobe Acrobat Readerダウンロード Adobe Systemsのウェブサイトより、Acrobatで作成されたPDFファイルを読むためのAcrobat Readerを無料でダウンロードすることができます。左記ボタンをクリックして、Adobe Systemsのウェブサイトからご使用のコンピュータに対応したソフトウェアを入手してください。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る