報道発表

東南アジアにおける友好協力条約を改正する第三議定書の批准書の寄託

平成23年8月18日
  1. 8月18日,我が国政府は,インドネシアのジャカルタにおいて,我が国ASEAN代表部から,東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局に対し,「東南アジアにおける友好協力条約を改正する第三議定書(TAC第三議定書)」の批准書を寄託しました。
  2. TAC第三議定書は,締約国間の平和・友好関係の促進に法的基礎を与える基本文書として,ASEAN加盟国により政治的に重視されている「東南アジアにおける友好協力条約(TAC)」の締約国に,専ら主権国家によって構成される地域機関(具体的には欧州連合(EU)のTAC加入を想定)を加えるための改正について定めるものです。本議定書は,同締約国の批准書のうち最後のものが寄託された日に効力を生ずることとなっており,日本は13番目の批准書寄託国となります。
  3. TAC第三議定書により,我が国と価値観を共有するEUがTACに加入する道を開くことは,我が国と深い友好関係にあるASEANを軸として,東アジアにおける地域協力が一層多層的,重層的に展開することを意味するものであり,本議定書の早期発効が期待されます。
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