
日クック外交関係開設に係る署名式及び松本外務大臣のプナ・クック諸島首相表敬(概要)
平成23年6月16日
本16日(木曜日),午後3時30分から,松本剛明外務大臣は,外務省において,来日中のヘンリー・プナ・クック諸島首相(Hon Henry Puna, Prime Minister of the Cook Islands)との間で,日本とクック諸島の外交関係開設のための書簡への署名式及び書簡の交換を行いました。また,松本大臣は引き続き,約25分間プナ首相と会談を行ったところ,概要以下のとおりです。
- 冒頭,松本大臣から,プナ首相の来日を歓迎するとともに,東日本大震災の際にプナ首相から頂いたお見舞い及び連帯の表明に対し,改めて謝意を表明しました。これに対し,プナ首相から,本年3月の国家承認に対して謝意が述べられるとともに,日本国民に対する弔意が表明されました。
- 松本大臣から,外交関係開設を受け,経済協力を含めた二国間関係の一層の強化に取り組んでいく考えを伝えました。これに対して,プナ首相から,環境分野における日本の協力への期待が表明されました。
- 松本大臣とプナ首相は,2012年5月の第6回太平洋・島サミットに向けた協力や,国際場裡における協力強化についても意見交換を行いました。