
松本外務大臣とラミレス・メキシコ下院議長との会談(概要)
平成23年6月8日
本8日(水曜日)17時30分から約20分間,松本剛明外務大臣は,ラミレス・メキシコ下院議長(Dip. Jorge Carlos Ramírez Marín,President of the Chamber of Deputies)との間で,会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 松本大臣から,メキシコからの東日本大震災に対する支援等への謝意を述べました。また,我が国の復興について,両国の経済活動を阻害する規制などを取ることのないよう配慮していただきたい旨述べました。
- ラミレス議長からは,日本のメキシコに対するこれまでの様々な協力に謝意を表明するとともに,メキシコ下院の日本への連帯を示す全会一致の決議は,日本との特別な友好関係によるものである旨述べました。また,メキシコ下院は,両国の経済活動に制限を設けることは反対であり,東日本大震災後の日本政府の対応を信頼している旨述べました。
- また,松本大臣から,相互の投資を促進する観点から,社会保障費の二重払い問題の解決に向け,下院からも支援していただくよう要請しました。
- ラミレス議長からは,IMFの次期専務理事へのアウグスティン・カルステンス・メキシコ中央銀行総裁(Dr. Augustín Carstens,Governor of the Bank of Mexico)の立候補について,支援要請がありました。