報道発表

宇宙工学実験衛星(MUSES-C)「はやぶさ」計画に係る協力に関する取極の有効期間の延長に関する書簡の交換

平成23年4月23日
  1. 宇宙工学実験衛星(MUSES-C)「はやぶさ」計画に係る協力に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の取極()の有効期間を本年4月25日から10年間延長するための書簡の交換が,4月22日(金曜日)(現地時間),ワシントンにおいて,我が方藤﨑一郎駐米大使と先方ヒラリー・クリントン米国務長官(The Honorable Hillary Rodham Clinton, Secretary of State)との間で行われました。
    )2003年4月25日に締結され、本年4月24日まで有効。
  2. この協力は,「はやぶさ」が打ち上げられた2003年以来実施されてきたものであり,今回の書簡の交換は,この協力の下で,独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び米国航空宇宙局(NASA)が,昨年6月「はやぶさ」が小惑星イトカワから持ち帰ったサンプルの詳細な分析を今後も継続して共同で行うことを目的としています。
  3. この共同分析の実施により,小惑星イトカワの形成プロセスや太陽系の誕生や進化を探る貴重な手がかりが得られる等,我が国のみでは短期間で得られない成果を得ることが期待されるとともに,宇宙開発分野における日米協力の発展に寄与することが期待されます。
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