報道発表

グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長と松本外務大臣との夕食会(概要)

平成23年4月21日
(写真)グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長と松本外務大臣との夕食会(概要)


松本剛明外務大臣は,本21日(木曜日)18時30分から約2時間,飯倉公館において,来日中のグリアOECD事務総長(Mr. José Ángel Gurría Treviño, Secretary General of the OECD)と夕食会にて意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,松本外務大臣から,東日本大震災に際し,グリア事務総長からお見舞いと協力の申し出を得たことへの感謝を述べました。これに対して,グリア事務総長より,東日本大震災へのお見舞いを述べました。
  2. グリア事務総長より,対日経済審査報告,及び震災の影響をふまえて今回の来日のために用意した日本経済見通しを手交した上で,日本経済の回復については確信しており,復興支出の増加に伴って2011年は0.8%となるものの,2012年は2.3%の成長が見込まれる,OECDとして日本の復興のために全面的に協力していきたいと述べました。
  3. また,松本外務大臣から,本年OECDが設立50周年を迎えることに祝意を伝え,日本として,OECDの分析や提言について引き続き活用していきたいと述べました。また,松本外務大臣からOECD事務局における邦人職員増強への協力を求めました。これに対し,グリア事務総長より,日本の長年の協力に感謝の意を表すとともに,今後ともOECDへの貢献に期待したい,邦人職員増強のための取り組みを進めたいと述べました。
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