
松本外務大臣によるギラード豪州首相表敬(概要)
平成23年4月21日
本21日(木曜日)午後4時30分頃から約50分間,松本剛明外務大臣は来日中のオーストラリア連邦首相ジュリア・ギラード閣下(The Hon Julia Gillard MP, Prime Minister of Australia)を表敬訪問したところ,その概要は以下のとおりです。
- 冒頭,松本大臣は,ギラード首相の来日を歓迎し,東日本大震災における豪州の支援への謝意を述べるとともに,ギラード首相の南三陸町訪問に同行し,被災された方々を共に勇気づけたいと述べました。これに対し,ギラード首相は,我が国への連帯を表明した上で,日本が復興することを確信している旨述べました。
- 松本大臣から,原発事故への対応について説明したところ,ギラード首相は,日本の困難な状況を理解している,豪州は日本に引き続きエネルギーの安定供給を行う旨述べました。
- ギラード首相は,災害救援協力を含む安全保障協力,日豪EPA交渉の進展及び東アジア首脳会議(EAS)や,G20(金融世界経済に関する首脳会議)における日豪間協力の重要性について述べました。松本大臣からは,本日予定されている日豪首脳会談をフォローアップし,災害救援協力をはじめ日豪協力の強化のため努力していきたい旨述べました。