
マクレーン駐日オーストラリア大使による松本外務大臣表敬
平成23年4月14日
本14日(木曜日)17時過ぎから約30分間,松本剛明外務大臣は,アリステア・マレー・マクレーン駐日オーストラリア大使(Mr. Alistar Murray McLean OAM, Australian Ambassador to Japan)の表敬を受けました。概要は以下のとおりです。
- 冒頭,松本大臣から,マクレーン大使に対し,今般の東日本大震災に関し,オーストラリアの救助隊による南三陸町での捜索救助活動,オーストラリア空軍機C17による輸送支援及び幅広い層からの義援金をはじめとするオーストラリアの支援について謝意を表明するとともに,外に開かれた国として復興するべく全力を尽くしたい旨述べました。
- また,松本大臣から,4月20日(水曜日)~23日(土曜日)に震災後初の公式賓客としてジュリア・ギラード・オーストラリア首相(The Hon Julia Gillard MP, Prime Minister of Australia)が来日することを歓迎するとともに,有意義な訪問となるようにしたい旨述べました。
- これに対し,マクレーン大使から,震災後にもかかわらずギラード首相をお迎えいただき感謝したい,同首相は日本に対する連帯を示すとともに,復興に向け日本を支援したいと考えている旨述べました。また,大使から,日本の復興を確信している,オーストラリアは日本の友人として,いかなる支援も惜しまない旨述べました。
(参考:オーストラリア政府による支援)
- 震災直後に75名からなる救助隊を派遣。
- オーストラリア軍が保有する4機のC17輸送機のうち,使用可能な3機を日本に派遣し,1機が日本国内で輸送支援,2機が原発冷却用特殊ポンプを緊急輸送。
- オーストラリア連邦政府から約8億円の義援金。