
ルイスカバーニャス駐日メキシコ大使による山花外務大臣政務官表敬(メキシコからの支援物資)
平成23年3月29日
- 本29日(火曜日),午前11時から約30分間,山花郁夫外務大臣政務官はミゲル・ルイスカバーニャス駐日メキシコ大使(H.E.Mr.Miguel Ruiz-Cabañas Izquierdo,Ambassador of Mexico to Japan)と会談しました。
- ルイスカバーニャス大使から,東北地方太平洋沖地震に対するお見舞いを述べるとともに,メキシコ国民全体が深い哀悼の意を表しており,メキシコは日本が必要としているあらゆる支援を提供する用意がある旨述べつつ,支援物資として,保存食料(8.4トン),衛生物品セット(3.4トン)及びボトル入り飲料水(6.8トン)の供与を伝える目録が手渡されました。
- 山花政務官からは,今回の人道支援物資の協力を始めメキシコからの迅速かつ心温まる支援は,両国の長い友好と交流の歴史を体現するものである旨述べました。また,フェリペ・カルデロン大統領及びパトリシア・エスピノサ外相等からお見舞いの言葉とともに震災直後から支援の申し出を頂いたことや,メキシコからの12名の救助チームが被災地で救助活動に従事したことなど,メキシコからの様々な支援に大変勇気づけられたとして,深い感謝の意を表明しました。
【参考】
(1)メキシコからの救援物資は(保存食料約8.4トン,衛生物品セット3.4トン及びボトル入り飲料水6.8トン)は,27日(日曜日),成田空港に到着。30日(水曜日)午前中までには,メキシコ政府の支援によりすべての物資の被災地への配送が完了する予定。
(2)救助要員12名及び救助犬6匹で構成されるメキシコからの救助チームは,宮城県名取市における活動を終えて既に帰国。