
菊田外務大臣政務官へのタマン駐日ネパール大使の表敬(ネパールからの支援物資)
平成23年3月28日
- 本28日(月曜日),午後5時15分頃から約30分間,菊田真紀子外務大臣政務官はガネーシュ・ヨンジャン・タマン在京ネパール大使(H.E. Dr. Ganesh Yonzan Tamang, Ambassador of Nepal to Japan)の表敬を受けました。
- タマン大使から,今般の東北地方太平洋沖地震による甚大な被災に対するお見舞いを述べるとともに,日本はこれまでにも多くの困難を乗り越えてきており,日本政府や社会各層のリーダーシップの下,日本人がこの危機を乗り越えることを確信しており,日本とネパールの固い友情に基づき,本日カトマンズで大規模な追悼集会を開くとともに,日本の復興支援として,5千枚の毛布の目録を菊田大臣政務官に手渡しました。
- これに対し,菊田大臣政務官から,温かい励ましや友情の言葉,支援の申し出に感謝するとともに,零下まで下がる寒冷な気候が被災者を苦しめている状況であるとして,毛布の供与に感謝を述べました。また,菊田大臣政務官から,地震発生後直ちにジャラナート・カナル首相兼外相から菅直人総理大臣及び松本剛明外務大臣宛の書簡を頂いており,また,14日にはネパールの制憲議会で,日本の地震被害への哀悼の意や復興支援を含む特別決議が採択されたと報告を受けており,貴国民の我が国国民に対する連帯の念を強く感じる旨述べました。
- また,福島の原子力発電所に関連して,菊田大臣政務官から,我が国は事態の沈静化のため現在全力を尽くしており,ネパールをはじめとする国際社会に対して,引き続き最大限の透明性をもって迅速・正確な情報提供につとめていく考えであるところ,引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
【参考】
物資は26日(土曜日)午後9時40分にJAL094便,27日午前10時10分にJAL090便及び同日午後14時15分にJAL092便の3便で到着。