報道発表

伴野外務副大臣とジャドマニ在京パキスタン大使の会談

平成23年3月28日
(写真)伴野外務副大臣とジャドマニ在京パキスタン大使の会談


  1. 本28日(月曜日),午後3時15分から約25分間,伴野豊外務副大臣はヌール・ムハンマド・ジャドマニ在京パキスタン大使(H.E. Mr. Noor Muhammad Jadmani, Ambassador of the Islamic Republic of Pakistan to Japan)と会談しました。
  2. ジャドマニ大使から,パキスタン政府とパキスタン国民を代表し,東北地方太平洋沖地震の甚大な被害に対するお悔やみとお見舞いが述べられ,救援物資(高カロリービスケット,牛乳パック,ミネラルウォーター)のサンプルが手渡されました。また,ジャドマニ大使は,パキスタン政府と国民は,日本政府及び日本国民が今回の危機を必ず乗り越えられると確信している旨述べました。
  3. これに対し,伴野副大臣から,パキスタンからの救援物資は,被災地の必要性に合ったものであり,深く感謝したい,また,パキスタン国内で日本と日本の被災者を支援する行進が行われたこと,多くの在日パキスタン人によって被災地支援が行われていることに対し,深甚なる感謝の念が伝えられました。なお,在日パキスタン人1名が今回の震災で亡くなられたことに対し,哀悼の意を表しました。
  4. 最後にジャドマニ大使から,パキスタン政府として,引き続きできる限りの支援をさせて頂く,これまでパキスタンのために支援をしてくれた日本のためにお返しがしたい旨述べたのに対し、伴野副大臣は,パキスタン政府と国民が日本との強い連帯を示してくれていること,パキスタンが日本の復興を信じて支援してくれていることに深く感謝する旨述べました。

    【参考】
    パキスタンからの救援物資(高カロリービスケット13.5トン,牛乳パック9トン,ミネラルウォーター0.75トン)は,25日(土曜日)午後4時25分及び6時5分にC-130輸送機でそれぞれ成田に到着。翌26日(日曜日),在京パキスタン大使館によって,宮城県及び岩手県へ搬送された。
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