報道発表

アルベス駐日東ティモール大使による菊田外務大臣政務官への表敬(東ティモールからの義捐金)

平成23年3月25日
(写真)アルベス駐日東ティモール大使による菊田外務大臣政務官への表敬(東ティモールからの義捐金)1 (写真)アルベス駐日東ティモール大使による菊田外務大臣政務官への表敬(東ティモールからの義捐金)2




  1. 本25日(金曜日)、午後5時30分頃から約25分間、菊田真紀子外務大臣政務官はドミンゴス・サルメント・アルベス駐日東ティモール大使(H. E. Mr. Domingos Sarmento Alves, Ambassador of the Democratic Republic of Timor-Leste to Japan)と会談しました。
  2. アルベス大使から、東ティモール政府を代表し、東北地方太平洋沖地震の被害に対する哀悼の意を述べ、また東ティモール国内で地震後速やかに、駐東ティモール日本国臨時代理大使が招かれた緊急閣議()が召集され、日本に対して如何なる支援ができるか真剣に議論された模様を紹介しました。アルベス大使より、その結果として50万米ドルの連帯義捐金(Solidarity Donation)を寄付することに決定した旨述べ、同国政府の本件決定通知の写しを菊田政務官に手交しました。
  3. 菊田政務官から、本件義捐金に対して、日本政府、国民そして被災者を代表して深く謝意を述べ、また、東ティモールが被災者と同じ思いに立って、直ちに支援のための緊急閣議を召集してくれたこと、更にジョゼ・ラモス=ホルタ大統領、シャナナ・グスマン首相、ラサマ・デ・アラウジョ国会議長等の要人から温かなお見舞いのメッセージや現地日本大使館での弔問記帳をいただいていることに重ねて感謝を述べました。
     続けて、現在の被災地の現状とこれに対する日本政府及び関係各主体の取り組み、並びに福島第一原子力発電所にも優先的に全力で沈静化等に取り組んでいる模様を説明しました。
  4. これに対し、アルベス大使は、自分を含む大勢の人々の為に、原発の現場で自らの生命の危険もかえりみずに懸命に作業する方々に深く感謝したいと述べました。

)外国大使が閣議に招かれるのは東ティモール史上初のこと。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る