
日米電話外相会談
平成23年3月23日
- 本23日(水曜日)午後8時30分から約30分間,松本剛明外務大臣は,ヒラリー・クリントン米国務長官(The Honorable Hillary Rodham Clinton, Secretary of State)との間で,電話会談を行いました。
- 松本大臣から,クリントン長官に対し,まず,今般の東北地方太平洋沖地震に関し,各種物資の輸送・提供や空母の派遣等の在日米軍による協力,原子力関係の専門家派遣といった同盟国としての米国の多大な支援に対して謝意を表明するとともに,地震で命を落とされた米国人JET参加者アンダーソン氏へのお悔やみを述べました。また,福島第一原子力発電所の現状等について説明しました。
- これに対し, クリントン長官から,米国は技術・専門的な協力も含め,いかなる支援も行う用意がある,オバマ大統領も自分(クリントン長官)も日本は必ずやこの事態を乗り越えて復興を成し遂げると確信している旨の発言があり,両者は引き続き日米間で緊密に連携していくことで一致しました。
- また,両者は,リビア情勢や日中韓外相会合,日米関係についても意見交換を行いました。