(1) 同電話会談で前原大臣は,マッカリー外相に対し次のとおり述べました。(ア) 今回の地震に心からお見舞い申し上げる。日本人を含む被災者の救助に全力を挙げておられることに心から敬意を表すとともに,我が国から派遣した徳永久志外務大臣政務官及び国際緊急援助隊の受け入れに感謝申し上げる。我が国の国際緊急援助隊も,日本人のみならず現地の被害者の救助に全力を上げていきたい。
(イ) 最後まで邦人救援に尽力していただけるようお願いしたい。また,今後も迅速な情報提供や国際緊急援助隊等への便宜に可能な限り御配慮願いたい。我が国からは,必要となれば更なる物的・人的支援を行っていきたい。(2)これに対し、マッカリー外相は次のとおり述べました。
(ア) 被害に遭われた日本の方々にお見舞い申し上げるとともに,徳永外務大臣政務官及び国際緊急援助隊の派遣に深く感謝している。今後も,情報及び国際緊急援助隊への便宜を提供していきたい。災害救援の専門家である日本の緊急援助隊は現地で非常に活躍しており,深く感謝している。今回の地震は大変甚大であるが,我々は希望を捨てていない。
(イ) 日本側に対し、日本側には緊密に情報を提供するとともに,必要な便宜を図っていきたい。追加的に支援が必要になれば、また日本にお願いするかもしれない。