
ナイズ米国務副長官による玄葉大臣表敬
平成23年12月15日
本15日(木曜日)午後5時15分頃から約20分間,玄葉光一郎外務大臣は,ト-マス・ナイズ米国務副長官(Thomas R. Nides, Deputy Secretary of State)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。なお,米国側はトング在京米国大使館首席公使ほかが同席しました。
- 玄葉大臣から,東日本大震災直後にナイズ副長官がクリントン国務長官とともに来日し,「復興に関する日米官民パートナーシップ」の立ち上げに尽力されたことに感謝する,今週末から訪米するのでクリントン長官に宜しくお伝え頂きたい旨述べました。これに対し,ナイズ副長官から,なぜ東日本大震災直後に訪日したのかとよく質問されるが,それは9.11同時多発テロ後のニューヨークやハリケーン・カトリーナ後のニューオーリンズなどの際に日本が米国に対して行ってくれたことと同じことをしたまでであると答えており,友人として当然のことであり,同盟国の証である旨答えました。
- その後,両者は,震災からの復興をはじめとする日米二国間の諸課題につき意見交換するとともに,アフガニスタンやイラクへの支援といったグローバルな課題における日米連携の重要性につき確認しました。