
ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁の来日
平成23年11月25日
- 12月1日(木曜日)から12月3日(土曜日)まで,ヘレン・クラーク国連開発計画総裁(Miss Helen Clark, administrator of UNDP)が来日します。
- クラーク総裁は,日本滞在中,我が国政府要人及び国会関係者との間で,ミレニアム開発目標(MDGs)の達成,アフガニスタンの復興支援,気候変動問題等の地球規模の課題及び国連機関と日本との戦略的連携等につき,意見交換を行う予定です。
- 我が国はUNDPと協力して,MDGsの達成,アフガニスタン等における平和の構築支援,アフリカにおける国連平和維持活動(PKO)センター支援,気候変動対策支援等,人間の安全保障の視点を重視した多岐にわたる援助を実施してきています。今回のクラーク総裁の来日により,MDGsの達成に向け,我が国とUNDPとの間の協力関係がより一層強化されることが期待されます。
- なお,クラーク総裁の来日は,現職に就任以降,2011年6月のMDGsフォローアップ会合の際の来日に続き,4回目となります。
(参考1)ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁
ニュージーランド国自然保護大臣,住宅大臣,保健大臣,労働大臣,副大臣を経て1993年に労働党(野党)党首。1999年から2008年にかけて,首相を務める。2009年4月より現職。UNDP総裁は,国連において事務総長,副事務総長に次ぐポスト。
(参考2)国連開発計画(UNDP)
UNDPは,国連システムにおけるミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた取組を推進する中核的機関であり,MDGs関連イベントを我が国と共催するなど,我が国の外交政策上,重要なパートナーである。また,危機予防と復興,民主的ガバナンス,環境とエネルギー等の分野において中心的な役割を果している。UNDPは,我が国,国連,世銀とともに,TICADの共催者でもある。