報道発表

安保理改革に関する東京対話

平成23年11月14日
  1. 本14日(月曜日)、我が国主催の「安保理改革に関する東京対話」が、外務省飯倉公館において行われました。この対話には、我が国を含め13カ国から高級事務レベルの代表者が出席しました。日本側からは、鶴岡公二総合外交政策局長が代表として出席し、議長を務めました。この対話では、来日中のナーセル・ビン・アブドゥルアジーズ・アル・ナスル第66回国連総会議長が冒頭発言を行い、また、午後のセッションにおいて、玄葉光一郎外務大臣が挨拶を行いました。
  2. 玄葉大臣は、挨拶において、国連安保理が現状の世界を反映していないというのは国際社会の共通の認識である旨述べつつ、各国参加者に対し、本件対話において、安保理改革の早期実現に向けた率直かつ実質的な意見交換を行うよう促しました。
  3. この対話において、各国の参加者は、安保理改革を早期に実現することの重要性につき一致した上で、今回の東京対話が、相互理解を促し、安保理改革に関する現実的な取組を進めていく上で有益であったとの認識を共有しました。また、参加者は、今後とも、このような対話の機会や国連における議論の場を含め、他の国連加盟国との間でも柔軟性の精神をもって意見交換を行い、安保理改革の早期実現に向け協力していくことを確認しました。

(参考)
参加国:13カ国
イタリア、インド、インドネシア、オランダ、韓国、シエラレオネ、ドイツ、日本、パプアニューギニア、ブラジル、ポーランド、南アフリカ、メキシコ

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