
日・モーリタニア外相会談
平成23年11月8日
本8日(火曜日)19時00分から約2時間,玄葉光一郎外務大臣は,外務省賓客として来日中のハマディ・ウルド・ババ・ウルド・ハマディ・モーリタニア・イスラム共和国外務・協力大臣 (H.E.Mr. Hamadi Ould Baba Ould HAMADI, Minister of Foreign Affairs and Cooperation of the Islamic Republic of Mauritania)と飯倉公館において会談及び夕食会を行い,二国間関係,国際場裡における協力等につき意見交換を行ったところ,やりとりの概要は以下のとおりです。
- 冒頭,玄葉外務大臣より,ハマディ外相の来日を契機として,二国間関係を一層緊密なものとしていきたい旨述べました。また,第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)で表明したアフリカ支援の公約を誠実に実現する中で,モーリタニアに対しては基礎教育,水供給,保健等の基礎生活分野を中心に経済協力を進めていきたいと述べました。
- これに対し,ハマディ外相は,東日本大震災に対するお見舞いを改めて述べるとともに,日本の支援に対する謝意を表明しつつ,外国人の安全を含む治安の維持を大変重視しており,日本企業の進出に対する支援など今後とも様々な分野において日本と積極的に協力していきたい旨述べました。
- さらに,両外相は,国際情勢について意見交換を行うとともに,国連安保理改革を含む様々な国際場裡の課題について今後とも協力していくことで一致しました。