新日中友好21世紀委員会一行による周強書記表敬
平成23年10月24日
本24日（月曜日）午後7時頃（現地時間午後6時頃）から約30分，新日中友好21世紀委員会一行（日本側座長：西室泰三東芝相談役，中国側座長：唐家セン前国務委員）は，訪問先の湖南省長沙市において，周強（しゅう・きょう）湖南省書記に対する表敬訪問を行ったところ，やりとりの概要は以下のとおりです。
- 周強湖南省書記より，新日中友好21世紀委員会の今次会合が北京において成功裡に開催されたと承知している，個人的な友人も多い双方の委員が湖南に来訪されたことを心から歓迎している，湖南省は元々日本とは縁が深いが，今回の各位の来訪が，湖南省と日本の関係に対してさらなる推進力を与えることを期待している旨述べました。
- 西室泰三日本側座長より，湖南省の厚意と歓待に心から御礼申し上げる，北京における2日間の会議を通じて，国際社会の発展に対する具体的な貢献を日中両国が果たしていくべきこと，日中双方の一人一人の国民同士の絆を深めていくべきことで双方委員が一致したと考えているが，これらを進めていく上では，政府レベルだけでなく双方の各地方自治体の積極的な参画も不可欠であり，この観点からも，湖南省を訪問することができて大変意義深いと考える旨述べました。
- その後，周強書記より，湖南省の経済社会の発展状況や，日本との関係について紹介があり，最後に同書記より，今次会合の大いなる成功を心よりお祈り申し上げる旨述べて，会見を終えました。
【参考】新日中友好21世紀委員会
21世紀における日中関係の一層の発展のため，日中双方の有識者が，政治，文化，科学技術等の幅広い分野に関して議論し，両国政府首脳に提言・報告を行うための委員会。昨年2月に今期委員会による初回会合を北京および揚州で開催。第二回会合は昨年10月に新潟で開催。第三回会合が，10月23日から25日まで北京および長沙にて開催される。
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