報道発表

グローバル・ゼロ・サミットの開催

平成23年10月11日
  1. 本11日(火曜日)から12日(水曜日)まで,グローバル・ゼロ・サミットが,ロサンゼルス郊外のロナルド・レーガン大統領図書館において開催されます。この会議には,我が国から,長島昭久総理補佐官の他国会議員等が出席します。
  2. この会議において,長島総理補佐官は,唯一の被爆国として核兵器使用の惨禍を繰り返してはならないとの信念の下,現実的かつ漸進的なアプローチによって,国際的な軍縮・不拡散努力を主導していく旨の我が国の決意を述べた野田佳彦総理大臣スピーチを代読します。

(参考)グローバル・ゼロ運動
米国のキッシンジャー元国務長官らが核廃絶を提唱したのをきっかけに,増大する核拡散・核テロリズムの脅威に対処し,全ての核兵器の段階的で検証された廃絶の実現に向けて努力する国際的かつ無党派の取組として,2008年12月にパリの創立会議で始まった運動。2009年6月29日,「グローバル・ゼロ」委員会がワシントンで会合を行い,核兵器を廃絶するための2030年までの行動計画案を発表した。2010年2月にパリにおいて「グローバル・ゼロ」サミットを開催し行動計画が採択された。2011年6月にはロンドンにおいても「グローバル・ゼロ」サミットが開催された。
グローバル・ゼロには,元首脳,元外相,元国防相,元国家安全保障補佐官など,ハイレベルで国家安全保障問題に関わった経験のある100人以上のリーダーのほか,20人以上の軍最高幹部経験者が賛意を表明。
なお,これまで,米,英,露,印の首脳等からグローバル・ゼロ・サミットにメッセージが送られてきており,我が国首相からメッセージを発出するのは今回が初めてとなる。

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