
インドに対する一般プロジェクト無償資金協力(ユニセフ連携)に関する交換公文署名式(「ポリオ撲滅計画」)
平成23年1月21日
- 本21日(金曜日)(現地時間同日),在インド日本国大使館において,我が方堂道秀明駐インド国大使と先方カリン・フルショフ国連児童基金(ユニセフ)インド事務所代表(Ms. Karin Hulshof,Representative, UNICEF India Country Office)との間で,インドに対する1億9,200万円の国連児童基金(ユニセフ)連携一般プロジェクト無償資金協力「ポリオ撲滅計画」(the Project for the Eradication of Poliomyelitis)に関する交換公文の署名式が行われました。
- インドは,ポリオ野生株残存4カ国のうちの1カ国であり,ポリオ撲滅に向けた最重点国の1つです。インド政府は1995年から各国ドナーの協力を得てポリオ・ワクチンの全国一斉投与及び追加一斉投与を実施しており,本件は北東部のアッサム州及び西ベンガル州において2011年に実施する封じ込め接種のための追加一斉投与(SNID:Sub-National Immunization Days)に必要なポリオ・ワクチン(約58万バイアル)等を供与するものです。
- 本件協力により,同国北東部の2州(西ベンガル、アッサム)における約360万人の5歳未満児のポリオ感染が予防され,ポリオ撲滅に向けて大きく貢献することが期待されます。
【参考】 アインドは,面積約329万平方キロメートル(インド政府資料),人口約11億5,534万人(2009年、世界銀行資料),人口1人当たりGNI1,070ドル(2009年、世界銀行資料)