
在コロンビア日本国大使館現地職員による不正行為
平成23年1月18日
- 在コロンビア日本国大使館の旅券交付件数と旅券手数料収入件数に差があるとの会計検査院の指摘を受け,当省として内部調査を行った結果,在コロンビア大使館において,同大使館に所属の現地職員(日本国籍)が,平成19年1月から同22年5月の間に,一般申請者から納付を受けた旅券に係る手数料を領得し,このうち,14,410,546コロンビア・ペソ(邦貨662,885円相当)について未収納となっていたことが明らかとなりました。当省の調査に対し,同現地職員は領得の事実を認め,領得額全額を既に弁済しています。
- 当省は,これまでの調査により明らかとなった事実関係を踏まえて,当該現地職員を1月5日付で解雇処分にしました。また,同職員を監督する立場にあった職員について,人事上の処分を行う予定です。
- さらに,当省は,本件事案の発生を重く受け止め,全ての在外公館に対し,領事事務及び現地職員管理を適正に実施するよう改めて指示するとともに,今後の再発防止に向け,領事事務手続の見直しを含む新たな措置を執ることとしています。