
モレノ米州開発銀行(IDB)総裁による伴野外務副大臣表敬
平成23年1月14日
- 本14日(金曜日)午後2時10分より約30分間,伴野豊外務副大臣は,訪日中のルイス・アルベルト・モレノ米州開発銀行(IDB)総裁(Mr. Luis Alberto Moreno,President of the Inter-American Development Bank)の表敬を受けました。
- 冒頭,伴野外務副大臣より,モレノ総裁の訪日を歓迎し,昨年7月のIDB総裁選挙における同総裁の再選に祝意を表しました。モレノ総裁からは,中南米諸国の良好な経済状況等について説明があり,歴史的に中南米と深い関係にある日本が,より中南米に関与していく時代が来ており,日・中南米の関係強化や日本の対中南米支援において,IDBが良きパートナーになっていきたい旨発言がありました。
- また,昨年1月のハイチ大地震からの復興支援に関し,モレノ総裁は,IDBはハイチ復興支援における主要ドナーであり,特に教育分野を重視しており,我が国を含む様々なドナーと協力していきたい旨発言がありました。これに対し,伴野外務副大臣は,ハイチの復興においては,ハイチの人々が自ら自立しできる持続可能な国造りのための支援が重要であり,我が国としても教育分野を含む支援のあり方について,IDBとともに検討していきたい旨述べました。
- その他,我が国の経済・政治状況等について,意見交換が行われました。