
技術協力に関する日本国政府とモルディブ共和国政府との間の協定の署名
平成22年8月16日
- 本16日(月曜日)(現地時間同日),我が国政府は,「技術協力に関する日本国政府とモルディブ共和国政府との間の協定」(日・モルディブ技術協力協定)をモルディブ共和国政府と締結することとし,同協定の署名が,モルディブ共和国の首都マレにおいて,我が方高橋邦夫在モルディブ大使と先方アフメド・シャヒード外務大臣 (H.E. Dr. Ahmed Shaheed, Minister of Foreign Affairs)との間で行われました。
- この協定は,我が国の専門家,シニア海外ボランティア及び調査団のモルディブ共和国への派遣並びに同国からの研修員の受入れ等の技術協力の実施に当たって,モルディブ共和国政府のとるべき措置等を包括的に定めたものです。
- この協定により,これまで技術協力の個々の案件毎にモルディブ共和国政府に求めていた我が国関係者に対する特権免除及び便宜の供与が包括的に定められることになり,同国における我が国の技術協力がより円滑に実施され,モルディブ共和国の経済・社会開発に一層貢献することが期待されます。
- 今回のモルディブ共和国との間の技術協力協定への署名は,我が国が1970年に初めてブラジルとの間で同趣旨の協定に署名して以来,77件目となるものです。
(参考) モルディブ共和国はインド洋に位置する国で,面積約298平方キロメートル,人口約30.9万人(2008年)であり,人口1人当たりのGNI(国民総所得)は約3,630米ドル(2008年)。