
バリ民主主義フォーラム・選挙訪問プログラムの実施
平成22年7月7日
- 7月8日(木曜日)から13日(火曜日)まで,7月11日(日曜日)の我が国参議院議員選挙の機会をとらえ,アジア諸国の選挙関係者等を我が国に招聘し,民主主義,我が国選挙制度及び行政制度等に関して研修を行う選挙訪問プログラムが実施されます。
- このプログラムには,インドネシアのバリ島にあるウダヤナ国立大学に設置された平和民主主義研究所(IPD; Institute for Peace and Democracy)のクトゥト・プトラ・エラワン(I Ketut Putra Erawan,Ph.D)所長ほか,アジア諸国の選挙関係機関中堅幹部,若手研究者等40名弱が参加し,大学教授等を講師としたワークショップの実施ほか,首都圏の6カ所の投票所へのスタディー・ツアー,国会議事堂視察等が行われる予定です。
- このプログラムは,バリ民主主義フォーラムの枠組みの下,昨年の同フォーラム議長声明に基づき,インドネシアの平和民主主義研究所(同フォーラムの実施機関)を中心として,我が国外務省がインドネシア外務省との協力の下で実施するものです。我が国における選挙実施における経験の共有を通じて,アジア地域における民主主義,特に選挙についての理解が深まることが期待されます。
(参考) 昨年12月にインドネシア・バリ島で行われた第2回バリ民主主義フォーラムにおいては,ユドヨノ・インドネシア大統領と我が国鳩山総理(当時)が共同議長を務めた。鳩山総理(当時)から,相互に選挙を視察し合うプロジェクトの実施を提案。同提案に基づき,議長声明には,今後の活動として,ワークショップ,セミナー,研修とともに,選挙訪問が盛り込まれた。