報道発表

女子差別撤廃委員会委員選挙投票結果

平成22年6月29日
  1. 6月28日(現地時間),ニューヨークの国連本部で開催された,第16回女子差別撤廃条約締約国会合において,女子差別撤廃委員会(CEDAW)委員選挙が行われ,我が国より立候補した林陽子弁護士(現職)は当選を果たしました。
  2. 林陽子氏は,弁護士として女性の地位向上等に向けた活動を行っているほか,国際的にも,2004-2006年に,国連の「人権の促進と保護に関する小委員会」代理委員を務め,また2008年1月からは,女子差別撤廃委員会委員として活躍しています。
  3. 林陽子氏が,女性の権利に関する幅広い知見・経験を生かして,引き続き女子差別撤廃委員会の活動に貢献することは,女性の権利を重視する我が国にとって,重要な意義を有しています。

(参考1)選挙結果
今次選挙において選出された12名の委員の国籍は以下のとおり。
バングラデシュ,日本,トルコ,エジプト,スロベニア,スイス,パラグアイ,クロアチア,モーリシャス,東ティモール,イスラエル,アルジェリア

(参考2)女子差別撤廃委員会(CEDAW)
女子差別撤廃条約の実施に関する進捗状況を検討するために設置。23名の委員(任期4年)は個人の資格で職務を遂行し,2年ごとに半数が改選される(今次選挙で当選した委員の任期は2011-2014年)。

(参考3)女子差別撤廃条約(CEDAW)
正式名称は「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」。1979年の第34回国連総会で採択され,1981年に発効。締約国は本年6月現在で186ヶ国。
我が国は1985年6月に批准(同年7月に発効)。

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