報道発表

カザチュキン世界エイズ・結核・マラリア対策基金事務局長の訪日

平成22年2月22日
  1. ミッシェル・カザチュキン(Dr.Michel Kazatchkine)世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)事務局長は、2月25日(木曜日)から27日(土曜日)までの間来日します。
  2. カザチュキン事務局長は、滞在中、我が国政府関係者及び関係議員、JICA、有識者等との間で、エイズ・結核・マラリア対策における世界基金の役割や我が国との協力に関する意見交換を行う予定です。また、26日(金曜日)にはパブリックセミナーでの講演も行う予定です。
  3. 日本は世界基金を通じて三大感染症対策に貢献しており、カザチュキン事務局長の訪日によって、日本と世界基金との協力関係が一層深まることが期待されます。

(参考1)世界エイズ・結核・マラリア対策基金

  • 2000年の九州・沖縄サミットが契機となって、開発途上国などにおける三大感染症への対策を資金支援するために、2002年1月に設立された(本部:ジュネーブ)。これまでに140カ国における約600件の三大感染症対策事業に対し、約191億ドルの支援を決定済み。その支援により、これまで490万人の命を救っている。
  • 我が国は世界基金に対し、これまで10.4億ドルの拠出を行っており、米・仏・ECに次いで第4位の拠出国である。

(参考2)カザチュキン事務局長
フランス出身。エイズを専門とする免疫学者として、1980年代前半より治療にたずさわってきた。元仏エイズ大使。創設以来世界基金に関与。今回の来日は、2007年4月に現職に就任して以来3度目。前回は第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)開催時。

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