
開発のための革新的資金調達に関するリーディング・グループ(LG)第8回総会の開催
平成22年12月17日
- 12月16日(木曜日)及び17日(金曜日)の2日間,都内三田共用会議所において,開発のための革新的資金調達に関するリーディング・グループ第8回総会が開催されました。前原誠司外務大臣が議長を務めた同総会には,56ヶ国,20の国際機関,18団体の代表が参加しました。また,我が国の呼びかけに応じ,アジア太平洋地域などから,多くの国々がLG総会に初めて参加しました。
- 同総会で前原大臣は,世界の開発需要に対応するためにはより幅広い資源を動員することが不可欠であり,革新的資金調達に対する関心を一層喚起する必要があると考え,各国に参加を呼びかけてきた旨,我が国の議長国としての貢献をアピールし,今次総会への新たな国々への参加は,革新的資金調達が真の国際的関心事となったことを示していると評価しました。また,我が国政府及び民間の具体的な取組を紹介しました。
- 今次総会では,保健,不正な資金の流れ,教育,国際金融取引,気候変動,貧困・食料安全保障,移民の送金などの様々な革新的資金調達について参加者の間で活発な議論が行われました。これら議論の結果,我が国がLG議長国を務めた本年後半の活動を総括する議長サマリーを発出し,総会は終了しました。なお、次期議長国としてマリが(2011年1月1日就任予定),その後の議長国としてスペインが選出されました。