報道発表

シーラン国連世界食糧計画(WFP)事務局長の来日

平成22年10月22日
  1. 10月25日(月曜日)から27日(水曜日)までの間,ジョゼット・シーラン(Ms. Josette Sheeran)国連世界食糧計画(WFP)事務局長が,日・WFP協力の強化を目的として,来日する予定です。
  2. シーラン事務局長は,滞在中,前原誠司外務大臣への表敬,鹿野道彦農林水産大臣への表敬,WFP議員連盟との懇談,上智大学における講演等を行う予定です。
  3. 日本は,WFPと協力して開発途上国及び被災地における食糧を通じた幅広い支援を実施してきており,今回のシーラン事務局長の訪日により,日・WFP間の協力関係がより一層強化されることが期待されます。

(参考)

  1. 国連世界食糧計画(WFP)
    1963年より活動を開始。国連唯一の食糧支援機関であり,かつ世界最大の人道支援機関として,飢餓と貧困の撲滅を使命とする支援活動を展開。生命維持,成長や教育,地域社会の自立促進等を目的とした食糧支援活動を,自然災害の発生や紛争等に起因する緊急支援のフェーズから,復旧・復興,経済社会開発のフェーズまで幅広く実施。また,食糧輸送に必要な道路や橋,港の建設・修復や,航空サービスの運営も行う。2009年には世界75ヶ国において1億200万人に460万トンの食糧支援を実施。
  2. ジョゼット・シーラン事務局長
    2007年4月にWFPの11代目事務局長に就任。それ以前は,米国国務省で国務次官として,開発や貿易,農業,財政,エネルギー,通信,運輸などの経済問題を担当。発展途上国の経済自立と繁栄を支援するための経済外交に重点的に取り組む。
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