報道発表

前原外務大臣とナタペイ・バヌアツ共和国首相(PIF議長)との会談(概要)

平成22年10月15日
(写真)前原外務大臣とナタペイ・バヌアツ共和国首相(PIF議長)との会談 (写真)前原外務大臣とナタペイ・バヌアツ共和国首相(PIF議長)との会談




本15日(金曜日)19時より約30分間,前原誠司外務大臣は,外務省賓客として来日中のエドワード・ナタペイ・バヌアツ共和国首相(太平洋諸島フォーラム(PIF)議長)と会談を行い,明16日に開催を予定している太平洋・島サミット中間閣僚会合に向けた打ち合わせを行うとともに,二国間関係,国際場裡における協力等につき意見交換を行いました。概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,前原大臣は,今回初めての試みとなる太平洋・島サミット中間閣僚会合の開催を通じ,バヌアツを含む太平洋島嶼国との関係を強化していきたい旨述べました。
  2. これに対し,ナタペイ首相は,PIF諸国を代表して,太平洋・島サミット中間閣僚会合の開催に謝意を表明しつつ,海面上昇など気候変動によって太平洋島嶼国が直面する危機的状況につき日本と共に取り組んでいきたい旨述べました。また,バヌアツに対する日本のこれまでの継続的な支援に対する謝意を表明しました。
  3. 前原大臣より,フィジーへの対応は地域の平和と繁栄にとって重要な課題であり,我が国として粘り強い対話を通じて早期民主化を働きかけていく旨述べたところ,ナタペイ首相は,民主化を確実に実現するためにも,フィジーへの支援が重要である旨応答しました。
  4. 前原大臣より,気候変動に関する国際交渉につき我が国の基本的立場を述べ,両者はそうした国際場裡における重要課題についても協力していくことで一致しました。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る