
伴野外務副大臣の世界エイズ・結核・マラリア対策基金第3次増資会合への出席
平成22年10月4日
- 伴野豊外務副大臣は,10月4日(月曜日),5日(火曜日)に米国(ニューヨーク)において開催される世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)第3次増資会合に出席します。
- この会合では,潘基文国連事務総長を議長として,各国政府や民間のドナーの参加を得て,2011年から2013年に世界基金によるエイズ,結核,マラリアの三大感染症対策に必要な資金を動員するため,ドナーによる資金拠出表明が行われる予定です。
- この会合において,伴野外務副大臣は,9月に行われたMDGs国連首脳会合における菅直人総理の演説を踏まえて,我が国の世界基金に対する拠出を改めて表明する予定です。
(参考)
- 世界基金は,2000年のG8九州・沖縄サミットが契機となって,開発途上国における三大感染症の予防,治療,ケア等の対策に資金協力を行う目的で2002年1月に設立された(本部ジュネーブ)。世界基金により,これまで世界の145か国に約194億ドルを上限とする事業が承認され,約570万人の命が救われている。
- 日本政府は,世界基金の主要なドナーとして,これまでに総額約12.9億ドルを拠出しており,米,仏に次いで第3位の拠出国である。
- 9月22日,MDGs国連首脳会合において,菅総理は日本政府が世界基金に対して当面最大8億ドルを拠出する旨表明。