報道発表

対ブータン一般プロジェクト無償資金協力に関する交換公文等の署名(「第二次農村道路建設機材整備計画」)

平成22年1月19日
  1. 本19日(火曜日)午後6時30分(現地時間同日午後3時)、ブータンに対する一般プロジェクト無償資金協力「第二次農村道路建設機材整備計画」に関する交換公文の署名式が、我が方堂道秀明在駐インド国大使(ブータン大使兼務)と先方ヴェツォプ・ナムギャル(Mr. Vetsop Namgyel)駐インド・ブータン王国特命全権大使の間で在インド日本国大使館(在ブータン日本国大使館兼轄)にて行われました。
  2. ブータンは国全体が山岳地帯であり農家一戸あたりの農地も狭隘で所得も低く、農村道路も十分に建設されていません。そのため、ブータンは農道整備を国家5カ年計画の重点分野の一つとしており、我が国は2004年に農村道路建設機材整備計画フェーズ1を実施し東部の6県に集中して農道建設を進めてきました。他県からも農道建設の要請があったことから、本件では全国を対象として農道建設を促進するための機材を供与します。
  3. 本件協力により、新たに1,500kmの農道建設が促進され、農村道路沿線に住む約14,000世帯(約83,000人)が農村道路を利用できるようになることが期待されます。

(参考) ブータンは、面積:約3.8万平方キロメートル、人口:65.8万人(07年、国連資料)、1人当たりGNI:$1950.8(07年、国連資料)

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