【参考1】アフリカのPKOセンターに対する我が国の支援
2008年から、アフリカの5つのPKOセンター(エジプト、ガーナ、ケニア、マリ、ルワンダ)に対し、我が国政府として総額1,450万ドルの支援を実施している他、本年度予算によりさらに400万ドルの支援を実施予定。具体的には、施設修復、コンピューター等機材供与、研修の実施など(この他にマレーシアのPKOセンターに100万ドル、UNESCOを通じたNGOの能力強化に150万ドルを拠出)。
人材の派遣については、エジプトに昨年11月に自衛官2名、文民1名、また、今年5月に自衛官1名、文民1名を講師として派遣。ガーナには、昨年11月、本年2月及び6月にそれぞれ文民1名を講師として派遣している。
【参考2】マリ平和維持学校(EMP)に対する我が国の支援
マリ平和維持学校は、アフリカ諸国の平和維持能力を強化することを目的に1999年に創立された。創立以来53カ国にわたる1,720名以上の訓練を実施。我が国は2008年6月から3年間で250万ドルの支援を行っており、これは主として人材リクルート、ITシステム整備、訓練室・机・椅子等の機材整備や、DDR(武装解除、動員解除、社会復帰)、軍民協力、人道法等に関するワークショップの開催等訓練プロジェクトの経費等に充当される予定。