報道発表

グアテマラ共和国に対する一般文化無償資金協力に関する交換公文の署名式

平成21年7月15日
  1. 7月15日(水曜日)(現地時間14日)、グアテマラの首都グアテマラシティにおいて、我が方鈴木一泉駐グアテマラ国大使と先方ロジェール・アロルド・ロダス・メルガル外務大臣(Roger Haroldo Rodas Melgar, Minister of Foreign Affairs)との間で、3,360万円を限度とする一般文化無償資金協力「ラ・デモクラシア国立公園スポーツ器材整備計画(Proyecto para el Mejoramiento de Equipos Deportivos del Parque La Democracia)」に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. スポーツは次世代を担う青少年の心身の健全育成のために各国で奨励されており、礼儀・規律が身に付く日本の伝統武道、特にオリンピック種目でもある柔道は海外でも広く愛好されています。我が国は、伝統武道である柔道の普及を日本理解の促進に繋がるものとして積極的に支援しています。
  3. グアテマラでは、1996年まで36年間続いた内戦の影響で日常的に銃を使用した犯罪が多発しており、ラ・デモクラシア国立公園は、青少年が安全にスポーツ活動を出来る場所として重要な役割を果たしています。本件協力は、同公園に、柔道及びボクシングの競技環境を整備するものです。本計画の実施により、グアテマラでは青少年がより適切な環境でスポーツに取り組むことが可能となります。また、グアテマラにおいて柔道を通じた人的交流や日本独自の文化・精神への関心の高まりが促進することが期待されます。

(参考) グアテマラ共和国は、面積約10.8万平方キロメートル、人口約1,368万人(2008年)、1人当たりのGNI(国民総所得)は2,440米ドル(2007年)。

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