
日露青年交流事業による我が国防災関係省庁職員のロシア極東訪問
平成21年7月9日
- 7月13日(月曜日)から19日(日曜日)まで、我が国の防災関係省庁職員が日露青年交流事業の枠組みで、ロシア極東(ハバロフスク、ウラジオストク)を訪問します。ロシアを訪問するのは、外務省、海上保安庁、気象庁、総務省消防庁の若手職員11名です。
- 一行は滞在中、ロシアの防災担当省庁である非常事態省の極東地域センター幹部との意見交換、ロシアの防災施設の視察及び救援部隊訪問を予定しており、これらを通じて、日露の隣接地域で大規模な災害や海上事故、石油による海上汚染などが生じた際に日露両国が共同で対処するための協力体制の確認などを行う予定です。
- なお、昨年12月には、日露青年交流事業の枠組みで同センターの職員9名が来日しています。
(注)
- ロシア非常事態省の主な任務は、大事故、災害などの非常事態への対処。1995年の阪神淡路大震災の際には我が国にも救援隊を派遣。極東地域センターの本部はハバロフスク。
- 日露隣接地域における防災協力は、2007年2月に日露両政府間で「協力プログラム」が作成され、このプログラムに基づき大地震・津波の発生予測や、火山噴火の監視、関係機関間の協力、専門家交流の拡大等の分野での協力を進めることで一致しています。