
ガボン共和国の「リーブルビル零細漁業支援センター建設計画」に対する水産無償資金協力に関する書簡の交換
平成21年6月26日
- 6月26日(金曜日)(日本時間同日)、同国の首都リーブルビルにおいて、日本側加藤基駐ガボン国大使とガボン側ノエル・ネルソン・メソネ
外務・協力・仏語圏・地域統合副大臣(Ministre Delegue aupres du Ministre d'Etat,
Ministre des Affaires Etrangeres, de la Cooperation, de la Francophonie
et de l'Integration Regionale)の間で11億6,200万円を限度とする「リーブルビル零細漁業支援センター建設計画」に関する交換公文署名式が行われました。
- ガボンは、中部アフリカにおける安定勢力として、アフリカの紛争解決のために積極的な役割を果たしている重要な国です。また、ガボンの排他的経済水域内では我が国マグロ漁船が操業しています。水産資源の持続的利用について日本と共通の利害を有する同国との協力関係は、我が国にとって重要です。
- 本件計画は、日本が同国への経済強力で重点分野の一つとして重視する水産分野について、首都リーブルビルに、水揚げ桟橋や荷捌き場、小売りホールを建設し、製氷機等の関連機材を導入するために必要な資金を供与するものです。
本件協力の実施により、漁獲物の効率的な水揚げと販売ができるようになり、水揚量の増大と漁民の収入向上が見込まれます。
(参考)
ガボンは、アフリカ中部に位置する、面積約268平方キロメートル、人口約133万人(2007年)の国