報道発表

マリ共和国に対する無償資金協力2案件に関する交換公文署名式

平成21年5月25日
  1. 5月23日(土曜日)(現地時間、5月22日)、マリの首都バマコにおいて、日本側中川幸子駐マリ国大使とマリ側モクタール・ウアンヌ外務・国際協力大臣(S. E. Monsieur Moctar OUANE, Ministre des Affaires Etrangères et de la Coopération Internationale)との間で総額12億5,500万円を限度とする下記2案件に関する署名式が行われました。
    (1)「第二次マリ-セネガル南回廊道路橋梁建設計画」(供与限度額:6億5,500万円:projet de Construction des Ponts sur le Corridor du Sud en République du Mali et en République du Sénégal(phase Ⅱ))
    (2)「ノン・プロジェクト無償資金協力」(供与額:6億円)
  2. 日本は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADIV)においてアフリカにおける広域インフラ整備や貧困削減への支援を表明しており、本件協力もその取組みを具体化するものとなります。
  3. 第二次マリ-セネガル南回廊道路橋梁建設計画は、セネガルの首都ダカールとマリの首都バマコを結ぶ幹線道路(南回廊)上にあるファレメ河に掛かる国境橋(ファレメ橋)を建設するものです。
    本計画により、6月から12月の河川の増水期にも車輌での渡航が可能となり、安定した旅客、貨物の交通が確保され、社会・経済が活性化することが期待されます。
  4. また、ノン・プロジェクト無償資金協力については、マリの厳しい経済状況の緩和及び貧困削減に資することが期待されます。

(参考)マリ共和国は、アフリカ西部に位置し、面積約124万平方キロメートル、人口約1,270万人(2008年)、1人あたりのGNI(国民総所得)500米ドル(2007年)。

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