報道発表

ケニア共和国に対する無償資金協力に関する交換公文署名式(「気候変動への適応のためのニャンド川流域コミュニティ洪水対策計画」)

平成21年5月19日

  1. 5月19日(火曜日)(現地時間同日)、ケニア共和国の首都ナイロビにおいて、日本側岩谷滋雄駐ケニア国大使とケニア側ケニヤッタ副首相兼財務大臣(Hon. Uhuru Kenyatta, M.P., Deputy Prime Minister and Minister for Finance)との間で、4億8,300万円を限度とする環境プログラム無償資金協力「気候変動への適応のためのニャンド川流域コミュニティ洪水対策計画(the Programme for Community-based Flood Disaster Management to Adapt to Climate Change in the Nyando River Basin)」に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. ケニアは、昨年10月に日本クールアース・パートナー国となりました。本件協力は同パートナーシップに基づき、気候変動の影響等により洪水が頻発しているニャンド川流域において、日本の協力により作成された洪水管理マスタープランに基づき、洪水対策施設の整備や、住民の組織化訓練等のプログラムに対し必要な資金を供与するものです。
  3. また、日本は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADIV)等において、対アフリカ諸国への協力の強化への取組みについて表明しており、本件協力はその支援策を具体化するものの一つです。

(参考)ケニア共和国はアフリカ東部に位置し、日本の約1.5倍の面積(約58万平方キロメートル)を有し、人口は約3,750万人、一人当たりGNI(国民総所得)は約580米ドル。

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