報道発表

第31回RCA政府代表者会合の開催

平成21年4月20日
  1. 第31回RCA(「原子力科学技術に関する研究、開発及び訓練のための地域協力協定」)政府代表者会合が、4月21日(火曜日)から23日(木曜日)まで、東京において開催されます。
  2. RCAは、アジア太平洋地域の開発途上国を対象に、放射線利用などの原子力科学技術に関する技術協力を促進するための枠組みであり、本会合では、2008年における活動報告、2009年の活動予定、今後の中期戦略などについて意見交換が行われる予定です。
  3. 本会合には14カ国の原子力担当部局の代表が出席する予定であり、開会に際しては柴山昌彦外務大臣政務官が出席します。また、外務省の新井勉国際原子力協力室室長が議長を務めます。

(参考)

  1. RCAは、国際原子力機関(IAEA)の活動の一環として1970年に作成されたアジア太平洋諸国を対象とした枠組みであり、RCAの作成後、「原子力科学技術に関する研究、開発及び訓練のためのアフリカ地域協力協定」、「ラテンアメリカ及びカリブ地域における原子力科学技術の進展のための地域協力協定」及び「原子力科学技術に関する研究、開発及び訓練のためのアラブ諸国のための地域協力協定」が作成されています。
  2. RCAは、医療、農業、工業などの8分野における技術協力活動を行っていますが、日本は、「人間の安全保障」の観点から、特に医療分野における協力を重視しており、群馬大学の中野隆史教授が医療分野のプロジェクトのリード・カントリー・コーディネーターを務めるなどの貢献を行っています。
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