報道発表

日・アラブ首長国連邦外相会談

平成21年4月17日

(写真)

  1. 17日(金曜日)20時45分より30分程度、中曽根外務大臣と訪日中のアブダッラー・アラブ首長国連邦(UAE)外務大臣との間で、日・UAE外相会談が行われました。
  2. 中曽根大臣からは、再会を喜び、パキスタン・フレンズ/支援国会合への出席を歓迎しつつ、パキスタンを含む地域の安定に向けたUAEの貢献に敬意を表する旨述べました。アブダッラー外相からは、今次会議はパキスタンに対し国際社会の強いメッセージを送るものであるとして、開催に関する日本の決断と対パキスタン支援に謝意の表明がありました。
  3. 二国間関係については、エネルギーや教育協力の進展等、強固な両国間の友好関係を確認し、今後原子力協力を進めていくことで一致しました。アブダッラー外相からは、原子力計画は完全な透明性と国際社会に開かれた形で進める必要があり、UAEは濃縮や再処理は行わないことを明確にしているとの説明がありました。
  4. 地域情勢については、アブダッラー外相から湾岸諸国とイランとの関係について説明があり、また、同外相から、北朝鮮の問題に対し、UAEとして、安保理のメッセージに耳を傾けるようにとの声明を発出したとの紹介がありました。
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