報道発表

北朝鮮による飛翔体発射に対する我が国からの抗議について

平成21年4月5日

 本日の北朝鮮からの飛翔体発射に関し、北京の「大使館ルート」を通じ、本日午後12時半頃、北朝鮮側に対し、概要以下の申し入れを行いました。

  1. 北朝鮮が発射を実施したことは、その目的が何であれ、関連の安保理決議、日朝平壌宣言に違反するものであると同時に、六者会合共同声明にも相容れない行動である。また、地域の平和と安定に対する脅威であると同時に、我が国の安全保障に直接かかわるものである。我が国を含む関係各国の働きかけにもかかわらず、発射を行ったことに関し、厳重に抗議するとともに、遺憾の意を表明する。
  2. 我が国としては、弾道ミサイル計画に関連するすべての活動の停止を始めとして、関連する国連安保理決議の即時かつ完全な履行を求める。また、この機会に改めて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けた具体的行動をとるよう強く求めたい。
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