ウガンダ共和国に対する無償資金協力案件に関する交換公文署名式について
平成21年3月24日
- 3月23日(月曜日)(現地時間同日)、ウガンダ共和国の首都カンパラ市において、日本側加藤圭一駐ウガンダ国大使とウガンダ側サイダ・ブンバ財務・計画・経済開発大臣(Syda
Bbumba, Minister of Finance, Planning and Economic Development)との間で、6億5,100万円を限度とする「稲研究・研修センター建設計画」に関する交換公文の署名式が行われました。
- ウガンダは、政治・経済の両面において、大湖地域の平和と発展に積極的な役割を果たしており、日本は同国の貧困削減努力を支援するため、農業開発を重点分野の一つとして支援を行っております。また、日本は昨年5月に行われた第4回アフリカ開発会議(TICAD
IV)において、10年間でアフリカにおけるコメ生産量を倍増させることを表明しており、本件協力はその一環として実施するものです。
- 本件計画は、ウガンダの稲作試験・研究・普及の拠点として、同国におけるコメ振興の中心的役割を担う国立作物資源研究所(NaCRRI)の研究・研修用施設を建設し、同研究所に必要な機材を整備するものです。
本計画の実施により、稲作研究・研修の質の向上が図られ、ウガンダにおける稲作に関する人材育成及び稲作振興が促進され、同国におけるコメ生産性の向上に寄与することが期待されます。
(参考)
ウガンダ共和国は、面積約24.1万平方キロメートル、人口2,990万人(2006年、世銀)、人口1人当たりのGNI(国民総所得)300米ドル(2006年、世銀)。