報道発表

エジプト・アラブ共和国に対する無償資金協力(貧困農民支援)に関する書簡の交換について

平成21年3月23日
  1. 23日(月曜日)(現地時間同日)、エジプト・アラブ共和国の首都カイロにおいて、日本側石川薫駐エジプト国大使とエジプト側アブルナガ国際協力大臣(Her Excellency Mrs. Fayza Aboulnaga, Minister of International Cooperation)との間で4億7,000万円の無償資金協力(貧困農民支援)に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. エジプトは、中東和平プロセスをはじめ、同地域の平和と安定にとって重要な国です。同国では、年間降水量が約5ミリメートルと極めて少なく、国土の大半が砂漠等の不毛地帯であり、農地が限られている上に、約1.8%の急速な人口増加に対応するため、農業生産性の向上が求められています。
  3. 本件協力は、同国の貧困農民に農業機械を貸出す農業機械化ステーションに配備する農業機械(コンバイン、トラクター等)を調達するための資金を供与するものであり、本件協力の実施により、同国のアシュート県及びソハグ県の約18万戸の貧困農民の農業生産性が向上することが期待されます。

(参考)

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