報道発表
インドネシア共和国に対する一般プロジェクト無償資金協力「ニアス島橋梁復旧計画(詳細設計)」に関する交換公文署名式について
平成21年3月13日
- 3月13日(金曜日)、ジャカルタ市において、日本側塩尻孝二郎駐インドネシア国大使とインドネシア側ハムザ・タイブ外務省アジア・太平洋・アフリカ総局長(Mr.
T.M.Hamzah Thayeb Director General of Asia Pacific and Africa of the Department
of Foreign Affairs)との間で、3,300万円の防災・災害復興無償資金協力「ニアス島橋梁復旧計画(詳細設計)」(The
Project for Improvement of Bridges in Nias Island)に関する交換公文の署名式が行われました。
- インドネシアは、東南アジア地域で最大の人口と国土を有する日本の伝統的な友好国であり、日本にとって主要なエネルギー資源(石油、LPG等)供給国の一つです。日本は、基礎生活、人造り、環境分野を中心に、同国の民主的で公正な発展を支援しています。
- インドネシアのスマトラ西沖に位置するニアス島は2004年12月の北スマトラ沖地震で大きな被害を受けました。特に主要橋梁は損傷したまま本格的な復旧ができず、落橋のおそれのある状態が続いています。今回詳細設計を行った後、耐震分野に優れる日本の技術を活用して、主要橋梁を耐震補強・架け替えることにより、安全で円滑な交通が確保され、同島の復旧・復興が加速されることが期待されます。
(参考)
インドネシア共和国は、面積約189万平方キロメートル、人口約2億2,200万人(2006年)、人口1人当たりのGDP約1,871米ドル(2007年)。