報道発表

日豪経済連携協定(EPA)締結交渉 第8回会合(概要)

平成21年3月13日

外務省、財務省、農林水産省、経済産業省

  1. 日豪経済連携協定(EPA)締結交渉第8回会合は、3月9日(月曜日)から13日(金曜日)までの間、東京(外務省)において開催されました。
  2. 今回の会合には、我が国から小田部陽一外務審議官ほか関係省庁の代表が、豪州側からデイビッド・スペンサー(Mr. David Spencer)外務貿易省副次官ほか関係省庁の代表がそれぞれ出席しました。
  3. 今次会合では、物品・サービス貿易、投資、知的財産、政府調達、エネルギー・鉱物資源、食料供給等の幅広い分野につき有益な議論が行われました。特に、
  4. (1) 物品市場アクセス分野では、第4回会合にて交換したリクエスト・オファーの内容に基づき、双方の関心事項につき議論を行いました。農林水産品に関しては、今回は米、麦、砂糖・でん粉に関する議論を行い、日本側はこれら品目を巡るセンシティビティにつき説明し、現行の国境措置の必要性を主張しました。鉱工業品に関しては、日本側の関心品目に関し豪州側のオファー改善を求めました。

    (2) サービス貿易及び投資に関しては、双方のリクエストについて議論を行ったほか、協定の条文案について議論を継続しました。

    (3) エネルギー・鉱物資源分野では、具体的対象品目に即して協議を行いました。

    (4) 食料供給分野では、前回会合に引き続き、食料の安定供給確保のためどのような措置が検討できるかについて議論を行いました。

  1. 次回(第9回)会合は、7月後半にキャンベラで開催する方向で、詳細は外交ルートを通じて調整することとなりました。
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