
第5回世界水フォーラムの開催について
平成21年3月6日
- 第5回世界水フォーラムが、3月16日(月曜日)から22日(日曜日)の7日間にわたり、トルコ・イスタンブールで開催されます。
- 今次フォーラムでは、日本より皇太子殿下が御臨席され、基調講演を行う予定のほか、森喜朗元総理が、総理特使として参加する予定です。また、関係各省庁関係者の出席が予定されています。
- 森総理特使は、16日(月曜日)午後に開催予定の首脳会合等に出席し、昨年5月のTICADⅣや同7月のG8北海道洞爺湖サミットでの成果を含めた水・衛生問題における我が国のこれまでの取組を国際社会に紹介しつつ、同問題への更なる国際的な取組の必要性を訴える予定です。また、日本水フォーラム及びアジア太平洋水フォーラム会長として様々な会合に出席する予定です。
- 今次フォーラムでは、「水問題解決のための架け橋」を主要テーマとして、水と衛生に関する様々なテーマに関し、政治プロセス、テーマ別プロセス、地域プロセス、ハイパネルなどで議論がなされ、最終的には世界の水問題解決のための閣僚声明が採択される予定です。
(参考)
- 第5回世界水フォーラム
(1) 世界の水問題を協議するため、世界水会議(WWC:民間のシンクタンク)が主催する国際会議。3年に1度、3月22日の「世界水の日」を含む期間に1週間程度開催。モロッコ・マラケシュ(1997年)、オランダ・ハーグ(2000年)、京都・滋賀・大阪(2003年)、メキシコ・メキシコシティ(2006年)に続き、今回は第5回となる。
(2) 今次フォーラムの構成は、(イ)テーマ別プロセス(6つのテーマの下、約100のセミナー)、(ロ)政治プロセス(首脳級、閣僚級、国会議員、地方自治体)、(ハ)地域プロセス(4つの地域、3つの特別地域)、(ニ)ハイパネル(災害、資金調達、食料及びエネルギー、衛生、変化への適応)。これに加え、多数のサイドイベントや展示(Water
EXPO)等が実施される。
- 首脳会合
16日(月曜日)午後にトルコ政府主催により、水資源が直面する脅威の特定並びに参加閣僚に対する一般的な原則及び価値を含むアピールの発出を目的として開催される会合。