報道発表

ガーナ共和国に対する無償資金協力2案件に関する交換公文署名式について

平成21年2月27日
  1. 2月27日(金曜日)(現地時間同日)、ガーナ共和国の首都アクラにおいて、日本側片上慶一駐ガーナ国大使とガーナ側ジョン・エボンラ・アグレイ外務・地域統合省次官(Mr. John Evonlah Aggrey, Chief Director, Ministry of Foreign Affairs and Regional Integration)との間で総計11億1,000万円を限度とする下記3.及び4.の2案件に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. ガーナは、政治的・社会的安定を保ち、国内の政治・経済改革に積極的に取り組むとともに、西アフリカにおける平和構築において主導的役割を果たしている重要な国です。日本は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)でインフラ開発等を重点分野とし、アフリカ経済の成長を支援していくことを表明しました。
  3. (1)国道8号線改修計画(詳細設計:供与限度額1億1,000万円)は、アシンプラソ・ベクワイ間道路(約60キロメートル)の舗装、道路構造物、付帯施設及びアシンプラソ橋の改修工事を行うものであり、本件協力はその詳細な設計を行うために必要な資金を供与するものです。
  4. (2)同計画の実施により、道路状況が改善され、地域間物流の輸送量が増大することが見込まれます。

  1. ノン・プロジェクト無償資金協力(供与額10億円)は、ガーナの厳しい経済状況を緩和するための資金を供与するものであり、わが国とガーナとの間の良好な外交関係をさらに発展させるものです。

(参考)ガーナ共和国はアフリカ西部に位置し、面積は約23.9万平方キロメートル、人口は約2,300万人、一人当たりGNI(国民所得)は約590米ドル。

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