
ペルー共和国に対する一般プロジェクト無償資金協力「国立障害者リハビリテーション・センター建設計画(詳細設計)」に関する交換公文署名式について
平成21年2月24日
- 2月24日(火曜日)、東京において、日本側中曽根弘文外務大臣とペルー側ホセ・アントニオ・ガルシア・ベラウンデ外務大臣(Sr. José Antonio García Belaunde, Ministro de
Relaciones Exteriores del Perú)との間で、9,000万円の一般プロジェクト無償資金協力「国立障害者リハビリテーション・センター建設計画(詳細設計)」(Proyecto
de construcción de la Nueva Sede del Instituto Nacional de Rehabilitación
"Dra.Adriana Rebaza Flores")に関する交換公文の署名式が行われました。
- ペルーは、我が国の伝統的な友好国であり、また、南米における政治、経済上重要な地位にあります。我が国は、社会的弱者の保護、インフラ整備などの分野を中心に、同国の貧困削減、持続的経済成長を支援しています。
- 国立障害者リハビリテーション・センターの現在の施設は1936年に総合病院として建設されたものを利用しているため、老朽化や非効率な施設配置により適切な治療が困難となっています。今回詳細設計を行った後、新リハビリセンターを建設することにより同センターの医療水準が向上することが見込まれます。また、同センターはペルー共和国における上級リハビリテーションセンターの一つであり、他の医療施設等への波及効果も期待されます。
(参考)
ペルー共和国は南米大陸の西岸に位置し、人口2,790万人(2007年世銀)。製造業、農牧業を主要産業としている。1人あたりのGDP(国内総生産)は3,450米ドル(2007年世銀)