
アルメニア共和国に対する無償資金協力「エレバン市消防機材整備計画」に関する交換公文署名式について
平成21年2月10日
- 2月10日(火曜日)(現地時間同日)、アルメニア共和国の首都エレバンにおいて、我が方七澤淳在アルメニア共和国大使館参事官(ロシアにて兼任)と先方ムゲル・ シャフゲルジャン非常事態大臣(Mr.
Mher SHAHGELDYAN, Minister of Emergency Situations of the Republic of Armenia)との間で、8億8,100万円の無償資金協力「エレバン市消防機材整備計画」(the
Project for Improvement of Fire Equipment in Yerevan City)に関する交換公文の署名式が行われました。
- アルメニアは、隣国アゼルバイジャンとの間でナゴルノ・カラバフ自治州の帰属問題という不安定要素を抱えており、我が国は、同国の安定化のため、インフラ整備等を中心に同国の民主化、市場経済化を支援しています。
- 本件計画は、首都エレバン市内の13箇所の消防署を対象として、消防車両28台を更新し、その運用や消火技術指導を行うものです。本件協力により、適切な消防体制が確保され、約120万人の市民生活の安全性が向上することが見込まれます。
(参考) アルメニア共和国は、コーカサス地域に位置し、面積約3万平方キロメートル、人口300万人(2007年:国連人口基金)、国民一人あたり国民総所得(GNI)は2,640米ドル(2007年:世銀)。